BEST friend
千葉から埼玉へ。帰途につきました。
ECCジュニア防衛医大前教室講師のAyaでございます。
今日はしんみりです。
わたくし。この2月まで千葉で生活しておりました。そして4月、教室を開くため、埼玉への移住してきました。
息子は千葉に大親友がいました。
3年生の秋から。気付けば毎日毎日毎日毎日、一緒に放課後の時間を過ごしていました。時には息子より先にうちに「ただいま~」と帰ってきておやつを食べていました。
わたしも我が子のように愛でていました。目に入れても痛くない。そんな愛らしい男の子でした。
ラッキーなことに、その子のママとも10歳の年齢差をこえ、とても仲良くなれました。
時間さえみつけては、四人でランチしたり夕飯を食べに行ったり、パン屋さんでお茶したりしていました。
引っ越しの前夜。どうしてもふたりを一緒にしてあげたくて、段ボールだらけの部屋に親友くんを泊めてあげました。ふたりは残り少ない時間を貪るようにべったり、でも特別なことはなにもせず、ただ一緒にいつも通りに48時間を過ごしました。
じゃあまたね!と。明日の放課後も遊ぶんだというように。ふたりは手を振り別れました。彼は泣いていました。
わたしは。親友と呼べる人間ができたのは大人になってからのことでした。アメリカ🗽にいる同い年の子。JALの同期です。
女の園だったあの職場で、つるむのがとても苦手な私たちは先輩だらけの休憩室には寄り付かず、いつもふたりで見晴らしのよいベンチをその日その日みつけて、飛行機を眺めながらおにぎりを食べていました。
一時間。一言も言葉を交わさない日もあったけれどそれでも居心地がよく。一緒にいました。
息子たちふたりをみていると。本当に羨ましくなります。
親友同士であり。恋人同士のようでもあり。
長年連れ添った夫婦のようにみえる瞬間があります。
なにをどんな言葉で互いに話しても嫌いにはならない、という絶対的な信頼を感じます。
この年齢でこれほどまで好きになれるお友達に巡り会えた息子を、本当に羨ましく思っています。
そんな運命のふたりを引き離した自分の決断を。今でも正しかったのかと自問するときがあります。
彼の涙を。今でも忘れることができません。
今日も日帰りで帰るわけですが……
会って半日とか、一緒に過ごして。
幸せそうなふたりを6~7時間わたしはただただ眺めていました。
別れの時間が近付くと彼が聞いてくるんです。
「あとどのくらい一緒にいられる?」
「いつ帰るの?」
「なんじの電車?」
1分一秒でも一緒にいたい。という切実な想いが痛いほどビンビン伝わってきて胸が苦しくなります。
お別れの改札で、いつも彼が先に泣いて。
息子は別れて電車に乗るまで我慢します。
わたしのあのときのあの決断は、正しかったんだろうか
間違えにしないためにも。後悔しないためにもわたしは教室を絶対に成功させなければいけないんです。所沢で大成功して、埼玉一の教室にしないといけないんです。するつもりです。
そして千葉に分教室をだす。という夢がまた今日、できました。
とても人見知りな親友くんをわたしの教室にいれるために、千葉に教室を開く。
そしてわたしが彼に英語を教える。そう遠くない未来に。まだ彼が学生のうちに。
出張レッスンを行うときには息子も連れていく。そしたら彼は喜んでECCにきてくれるはず。
夢は大きく
野望も大きく
もう一度、ふたりを一緒にさせてあげたい。
涙ではなく、ふたりの笑顔を。もっとたくさんみていたいから。
母ちゃんがんばる!
待っとけ!息子!!!!!!!!
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